2013年4月4日木曜日

3大栄養素は摂取バランスが重要

どう、難しいかしら?
 特に3大栄養素はバランスよく摂ることが非常に重要です。例えば、糖質を余分に摂ると、肝臓でグリコーゲンになったり、脂肪として蓄えられます。
タンパク質も、細胞の再生などに使われて余ったものは脂肪やブドウ糖(血糖として利用)に変換され、脂肪は脂肪細胞に蓄えられます。
 また、糖質が不足した場合は、タンパク質に含まれるアミノ酸からブドウ糖を作ることができます。
ここで気をつけたいのは、タンパク質が不足しても、脂質と糖質から必須アミノ酸は合成できないという点です。
最近は「油抜き」「炭水化物抜き」など栄養バランスが極端に悪いダイエット・メソッドを実践する人も多いですが、タンパク質不足を招くことになり、注意が必要なのです。
 例えば、通常、脳がエネルギー源として使えるのはブドウ糖だけで、1日に120gのブドウ糖を必要とします。
このブドウ糖が食事で十分補給されない場合、食事で摂ったタンパク質に含まれるアミノ酸からブドウ糖を作ることになります。
それでも足りなくなった場合は、筋肉など体内のタンパク質を犠牲にしてブドウ糖を捻出することになります。
運動や思考、呼吸や消化など、すべての生命活動をつかさどる脳の働きを停止させることはできないからです。


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