2013年9月9日月曜日

1.動脈硬化 寿命を縮める根源的原因


 動脈硬化とは、動脈壁にコレステロールやカルシウムなどが付着してプラークと呼ばれる病巣を形成し、
動脈の弾性や柔軟性が失われて、血流が妨げられる状態をいいます。

血管の老化現象ともいわれるように、40歳以上のほとんどの人にみられるものです。

遺伝的な素因に加え、肥満、運動不足、ストレス、喫煙などの生活習慣が深く関与しています。

体中のどの動脈にも起こる可能性がありますが、
特に脳動脈、頸動脈、冠状動脈、腎動脈に起こりやすく、
その部位によって症状も変わります。

脳動脈硬化が進行すると脳梗塞や脳出血、
冠動脈であれば心筋梗塞や心不全、
腎動脈であれば高血圧や腎機能障害、
大動脈では下肢に血が通わなくなるなど、
いずれにしても重大な病気につながります。

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