2013年9月8日日曜日

鉄人日記20〜 有機栽培の盲点

私: 私、今まで無農薬なら安全だと思ってたけど違うわね。

鉄人: そう、土壌に有害なものがなくても、不要なものが残ると作物に悪影響を与える。
発育障害になったり、病気にかかったりね。
それに、作物はいろいろな物質を出したりして、悪い環境だと、人にとって有害な作物にもなるんだ。

私: 社会に悪い人間がいるようなものね。

鉄人: 虫に食われた有機野菜を好んで買うケースがあるけど、
食われたところから有害な物質を出したり、
また、カビや細菌が残ることもあるんだ。

私:いやあ、それ!

鉄人: 高級野菜店に泥のついたニンジンが並んでいることがあるけど、
土そのものが問題になることもある。

私:農薬のトレーサビリティだけでなく、
土のトレーサビリティが必要ってこと? 
大腸菌がいっぱいいたりして!

鉄人: 現実に有機野菜には大腸菌の発生率が高い報告もある。

私: どうやって見分けるの?

鉄人: 食べてみるしかないね。

私:いやん、そんなの!下痢したくないもん。

鉄人:だから、おじさんたちは、良質の土壌を作り、
良質の野菜を栽培しているんだよ。

私: それって大事ね。

鉄人: それに、良質の土壌でないと、野菜の機能性も落ちるし、
栄養価も味も落ちるんだ。

私: と言う事は、機能性、栄養価、品質と安全性はイコールってことね。

鉄人: 本来、形もそうだよ。

私:じゃあ、まず、プロポーションを見ればいいてわけね。

鉄人: そう、真理ちゃんみたいにね。

私: ダメよ、私はいいとして、
見た目だけで性格悪い子はたくさんいるから。

鉄人: ははは、野菜は正直だから大丈夫!

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